「自分でやった方が早い」思考は危険!?


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 こんにちは、分散型ライフのエンジです。

「自分でやった方が早い!」これは仕事の場において小生の口癖でもありました。

このままいくと身体が持たないのでは・・・?と薄々感じていましたが、

以下の書籍に触れて改善すべきだと再認識しました。

 icon-book  自分でやった方が早い病 (星海社新書)

「何故あの人は定時で帰れて自分は残業しているんだろうか」

これも「自分でやった方が早い!」が要因となっています。

この思考について実体験を踏まえてお話します。

なぜ人に仕事を振れないのか?心理的要因は?

 これは小生も上司や先輩によく注意されてました。

昇進したかったら仕事を振ることを覚えろ

仕事を振るのが仕事だ

大企業の総合職ですので、尚更その傾向が強いのかもしれません。

頭の中ではわかっているんですが、実際に行動に移せないんです。

何故なのか。以下のように心理的要因を分析してみました。

1.人に説明するのが面倒くさい。

2.成果物が自分の意図した通りにならず、何度もやり取りする必要がある。

3.自分の仕事・スキル・知識を奪われたくない。

4.自分しか出来ない地位を確立することで、自分の存在価値を認めてもらいたい。

5.人に仕事を振るのは申し訳ないと思う。

全て自分のことです(笑)

この記事を読んでいる方もいくつか当てはまっているかと思います。

大企業に勤めながら「あいつは個人商店」と揶揄されていました。

ですが、「自分でやった方が早い」を続けていると以下の事に苛まれます。

・仕事が山積して毎日残業・終電・休日出勤となり、タスクをこなしきれなくなる。

・仕事の優先順位が曖昧になり、納期遅れや完成度の甘さから周囲に迷惑を掛ける。

・無理を続けることになるので体調が悪化し、精神的に参ってしまう。(うつ病に)

小生は独占欲と承認欲求が強く、身体が疲弊した状態で続けていた結果、うつ病となりました。

このため、自分自身もこの思考から脱却する必要があります。

それでは思考を変えるために心理的要因について掘り下げていきます。

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(要因1)人に説明するのが面倒くさい

 些細なことでも面倒ですよね。特に資料を作って説明しなければならないとなると、より一層面倒に感じます。

  自分でやった方が早い病 (星海社新書)でも書かれてましたが、時間を要するが何度も説明する内に相手に理解してもらえて、ゆくゆくはツーカーで通じるようになるそうです。

そうすれば手離れ出来る仕事が増えていき、帰宅時間を早めることが出来ます。

要は「今を取るか」「後を取るか」ですよね。

(要因2)依頼した仕事で期待した結果が返ってこない。

 これも要因1と同じ対策となります。

補足として、対人関係において「人に期待しない」「人に自分と同じ結果を求めない」を意識すると悩みやストレスを軽減出来ます。

(要因3)自分のスキル・仕事を奪われたくない

 痛いほどわかります。昨今の社会情勢を見ても、専門性が無いという事はそれだけ淘汰されやすい存在となりますからね。

ですが、自分より優秀な人材が増えたら居場所がなくなる!というマインドでは駄目みたいです。自分の周りに優秀な人が増えることで、組織力が向上し大きな仕事に携わる事が出来るので自分の成長につながるし、幸福感を得ることが出来るそうです。

これはまだ実体験が無いのでわかりませんが。。

確かに会社組織に属している以上は、個人商店とならずにチームで仕事をする事が当然なので、奪われるという考えが間違っているのかもしれません。

また、会社のローカルなスキルはその場でしか通用しませんから、出来るだけ個人のスキルは資格取得や汎用性の高いスキル(プログラミングやCAD、経理)を身に着けるのがベストかもしれません。

(要因4)自分の存在価値を認めてもらいたい

 自分にしか出来ない仕事となると、割と融通が効くというのは実感してましたし、「〇〇さんがいなかったら出来なかったよ」と言われるとやりがいにも繋がりますよね。

ですがこのやり方で存在価値を認めてもらおうとすると、俗に言う社畜度合いが高まっていきます。土日も会社に行ってしまうんですよね。半分嫌々ながらも承認欲求が強くなって、無理をしていまいます。

これは健康を阻害してしまうので、見直すべき思考です。

小生はうつ病になってから気付きましたから。

また、承認欲求は会社だけにとどまらず、分散した方が良いと思います。

・会社

・サークル

・家族

・趣味

このブログのタイトルにもあります、分散ですね。

(要因5)仕事を振るのが申し訳ないと思う。

 本を読んでこの考え方は異なっているということがわかりました。

仕事を振ってくれると、「自分はこの人に信頼されているんだな」と思い、慕ってくれるようになるとのことです。

逆に全然仕事を振ってくれないと、「自分は何のためにいるんだろう」とネガティブ思考になるとのことです。

そういえば初めて仕事を振ってくれた時はなんとなく嬉しかった事を記憶しています。

ですので、仕事を振ることで相手との良好な関係を築けますし、自分の業務量を軽減出来るので良いことなんですね。

まとめ

 「自分でやった方が早い」の考え方を変えるために、心理的要因を挙げて分析してみました。

仕事にのめり込むと視野が狭くなり、いつの間にか周りが見えなくなってしまいます。

そこで、考え方を変えることによって、自分・同僚・会社全てにとってメリットをもたらすことが出来るとのことです。

ぜひ書籍を手に取って読んでみて下さい。

以上、「自分でやった方が早い」思考は危険!?でした。

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