自動売買のトラリピで不労所得を目指す!


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こんばんは、分散型ライフのエンジです。

表題にあります「トラリピ」とは、マネースクウェアジャパンが開発した売買手法で特許を取得しています。トラップトレード系の元祖とも言えます。

トラリピとは長い付き合いで、一周して再び戻ってきた感じです。

というのも、トラリピは時間的要素が必要であるため、裁量のように攻めのトレードには不向きです。このため、裁量トレードで良い手法が見つかれば、トラリピから資金を移したり、FX自動売買でパフォーマンスが良いEAを作れたら、トラリピから資金を移動したりということを繰り返していて、まともにトラリピに寝かせたことがありませんでした。

しかし再度立ち返り、不労所得という面ではトラリピが最適であると思い、この記事を書いてみました。

トラリピを用いた裁量トレード等もやっていましたが、今回紹介するのはトラリピの特性である果報は寝て待てスタイルです。

すぐに成果を上げるのは難しいですが、長期的にみれば不労所得を構築することが出来ます。

【関連】

スイングトレードは損切有りの裁量トラリピで収益性を上げる

トラリピとは?

既に申し上げましたが、トラップリピートイフダンという注文方法を使用したマネースクウェアジャパンが特許を取得しているトレード手法となります。

相場に罠(トラップ)をたくさん仕掛けて、そのトラップ内で相場が上下する毎にイフダン注文が決済されて収益を上げていくということです。

つまり、相場がトラップ内にある限り利益が生み出されますので、レンジ幅を想定していれば日々の上下を予想しなくても稼ぐことが出来ます。

点ではなくて面で捉えるトレードとも言えます。

但し、弱点としてはトレンド相場です。

トレンド相場では、トラップ内で回遊せずにトレンド方向に相場が伸びていきますので、利益を生み出しにくいです。また、相場がトラップを抜けてしまうと利益が生み出されなくなってしまいます。

ですが、相場の7割がレンジ相場、3割がトレンド相場とのデータがあります。

このため、レンジ相場を得意とするトラリピは優位性があるものと判断出来ます。

気になる収益性ですが、おおよそ年利10%~20%が狙えるとのことです。

これは証拠金によって上下しますので、一概には言えませんが大体はその間を推移するとのことです。

相場を予想しない

前述で、「レンジ幅を想定していれば」という文言を書きました。

しかしレンジ幅を想定するのは意外と難しいです。日足や月足で高値安値でボックスを考えても、ブレイクする可能性もありますから。

このため、完全放置で不労所得を目指すならレンジ幅を想定するのは止めましょう。

考えるのは過去最安値です。

過去最安値に至ってもロスカットされないように資金量を確保し、トラリピでトラップを張ればかなり安全です。このようにすれば、レンジ幅を想定することなく、トラリピが働いてくれるのを見守っていれば良いだけですので。

逆にレバレッジを上げすぎて、レンジ幅が狭くなり、相場の急変動でロスカットに至るのは最悪です。

相場を予想しないのが、トラリピの特徴とも言えます。

必然的に含み損を抱える

トラリピ手法は必然的に含み損を抱えます。

トラップでのイフダン注文により、相場が下落局面であれば、買い下がりが続いていきます。

含み損を抱えても精神的に大丈夫なように、資金量を確保するのと適切な通貨選択が大切です。

また、相場が上下すればイフダン注文で為替差益が狙えますので、時間を味方につければスワップポイントと併せて含み損以上に利益が積み上がっていきます。

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トラリピは豪ドル円で運用がおススメ

トラリピは米ドル円、豪ドル円、NZドル円、ランド円、トルコリラ円、ポンド円など多数の通貨で運用出来ます。

この中で小生は豪ドル円をおススメします。理由は下記となります。

・1豪ドル=80円前後であるため、他の通貨より資金量が少なくて済む。

・スワップポイントが高いので、塩漬けになっても収益が見込める。

・リーマンショック等の大暴落後も相場が戻り、レンジ相場が続いている。

・世界的な資源大国であり、政治や経済成長率が安定している。

トラリピは数年スパンの長期運用を目論みます。

このため、南アフリカやトルコといった新興国は自国通貨が右肩下がりであったり、不安定な政治情勢や地政学リスクを伴うので避けた方がベターだと思っています。

また、資金に余裕があれば米ドル円を良いかと思いますが、小資金で始められてスワップポイントが高いので豪ドル円を勧めています。一方、ニュージーランドはオーストラリア経済への依存度が高く、S&Pのソブリン(債券)格付けによれば、オーストラリアがAAAに対してニュージーランドがAA+となるため、豪ドル円の方が良いかと思われます。

また、オーストラリアは資源大国という側面がある一方、ニュージーランドの主要産業は酪農・畜産です。産出されている資源について下記表に示します。

産出国資源
オーストラリア石炭、鉄鉱石、石油、金、ボーキサイト、農産物
ニュージーランド農産物、畜産物

通貨分散を考える方は、米ドル円と豪ドル円がおススメです。米国とオーストラリアは地理的に離れてますし、経済大国と資源大国と国家の特徴も異なるので、米ドル円と豪ドル円は相関係数が低いです。このためリスクヘッジになると考えられます。

トラリピの設定は?

詳細な設定方法はマネースクウェアジャパンの解説ページに記載されていますので割愛しますが、小生の設定内容を説明します。

まずは、豪ドル円の長期チャートを参照してみます。

リーマンショック時の最安値は55.11円となります。最高値は107.89円ですね。

最安値と最高値を考慮して、トラリピのレンジを決定します。

91円以上は高値掴みとなりそうですので、60円~90円で検討しています。

また、1回のリピートで狙う利益は、1円幅~1.5円幅辺りがパフォーマンスが良いそうです。

これは、トラリピの公式調査で割り出された数値です。

そして、トラリピには運用試算ツールがありまして、運用資金とトラップ幅によって予めロスカットレートを想定することが出来ます。

下記のようにトラリピを設定して資金別に見ていきましょう。

・レンジ幅 : 60円~90円

・トラップ値幅 : 1円

・1本辺りの通貨 : 0.1万通貨

・1回のリピートで狙う利益 : 1,000円

資金30万円の場合

トラップが全て約定した場合、ロスカットは68.42円となります。

68円台はここ8年間程達していませんので、リーマン級の大暴落が無ければ大丈夫です。但し、有事の際にいつでも資金を追加出来るように用意しておく必要があります。

資金70万円の場合

正確には資金72万円ですが、ロスカットレートが54.87円となりますので、過去最安値に至ったとしても持ち堪えられますね。出来れば安全を見て更に10円下落の45円台まで耐えられる資金量であれば尚良いと思います。

トラリピの申し込み

トラリピの仕組みと資金管理を把握出来ましたら、口座開設ページで更に詳細を見てみましょう。口座開設費や維持費は無料ですし、すぐに運用しないとしても口座を開設しておけばいつでもアクションが取れますので。以下のリンクから詳細を参照することが出来ます。

まとめ

トラリピは時間の優位性を活かした取引手法です。このため、収益が上がらずに含み損を抱える期間が長くなりますので、短期的に利益を得たい方にはじれったいかもしれません。

しかし、長期スパンで考えればトラリピが稼働している間は、ほったらかしで利益を生み続けてくれるので、まさに不労所得に適していると思います。

これから始める場合の資金量としては、豪ドル円で30万円からスタートし、将来的に70万円以上あれば過去最安値に達しても安全ということがわかりました。

ぜひトラリピで不労所得を目指してみませんか?

◆書籍で学びたいという方、トラリピを詳しく解説した公式の書籍がおススメです。

実践FXトラリピの教科書

◆トラリピ以外にもFX自動売買で不労所得も狙えますよ。

不労所得!?これでFX自動売買が始められます。

以上、「自動売買のトラリピで不労所得を目指す!」でした。

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