節約術ではなくて節約思考が最も効果的


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 こんばんは、分散型ライフのエンジです。

節約は古くからある命題ですが、最近では節約術といった節約手法について取り上げられることが多々あります。また、若者世代は浪費よりも貯蓄を優先してますし、無駄遣いをしないで節約を心掛けている方が多いと思われます。

「お金持ちはドケチ」と言われますが、それは間違っていましてドケチだからお金持ちになれるのです。お金持ちの方は小手先の節約術に頼るのではなく、節約思考なんですよね。

ですから節約術よりも節約思考に切り替えた方が、少ない時間で節約効果が表れると思いますし、最も効果的であると思います。

今回は、節約術ではなくて節約思考についてお話していきます。

節約術だけでは節約出来ない!?

 節約術について例を挙げてみましょう。クレジットカードで○○%OFF、クーポン利用、安いスーパー、お買い得の日、アウトレット、株主優待、金券ショップなど多々ありますよね。

節約術を駆使していれば自ずと節約出来ると思われがちですが、目先の数百円に囚われて根本的に節約に至っていない可能性があります。

例えば、クーポンがあるから今日はあのお店で食べよう。今日は10%OFFの日だから買い物しようかな。とかですね。

本当にそのお店で食事をする必要がありましたか? 買い物は必要でしたか?

安いからという理由で逆に無駄遣いしていませんか?

自分に問いかけてみましょう。大丈夫と思われた方も読み進めて貰えると幸いです。

節約思考とは?

 節約術を考えて駆使する=節約思考とは言い難いです。

本当の節約思考なら、クーポンやセールの有無で買い物をするか否かと判断しません。

小生も心掛けていますが、必要な物を必要な時に必要なだけ」という原則です。

有名なトヨタ生産方式における「ジャスト・イン・タイム」の考え方ですね。気になる方は下記の書籍がおススメです。

トコトンやさしいトヨタ生産方式の本 (B&Tブックス―今日からモノ知りシリーズ)

以上の原則に基づいて、「見栄を張らない」「買い溜めしない」「あれば便利は大抵不要」「いつか使うは使わない」「安いから買うは無駄」という思考で買い物しています。そんな考え方だと買い物が楽しめないし毎日がつまらなそうと思うかもしれません。逆です。むしろそのような思考でいないと毎日ストレスが溜まって精神衛生上良くないですよ。無駄遣いも増えますし。

それぞれの考え方について掘り下げていきましょう。

見栄を張らない。中途半端な見栄は格好悪い。

節約思考で大切なのは、見栄を張らないということです。 

小生もブランド物を持ちたいなぁという漠然な考えで、財布や時計を購入していた時期があります。しかし、ブランド物を身に着けてもなんだか寂しいんですよね。自分が本心から好きだと言えるブランド物なら満足すると思いますが、見栄で買ったブランド物って心が満たされないんですよ。そして街中で自分より高いブランド物を身に着けているとなんだか悔しくなったりして、逆にストレスが溜まります。

見栄を張りたいと考える方は、他人の評価をとても気にする性格だと思います。ですからブランド物を身に着けていないと落ち着かないという気持ちは察します。ですが、他人の評価を気にするという事なので小生の意見を言わせて頂くと、中途半端は格好悪いということです。

BMWやベンツに乗っていて服装が適当でしたら心底格好悪いですね。また、ブランド物のカバンを持っていて、貧相な靴を履いていたり小物がダサかったりスマホ画面が割れていたら滑稽ですね。

ですからブランド物を持つという事は身の回りの物をその基準に合わせないと駄目だと思います。その基準に至ったら身に着けても良いと思います。

見栄ではなくて自分が好きな商品(例えばカバン)がたまたま高級ブランドであった場合、購入しても良いと思います。そこで先の意見の通りに、カバン以外もブランドの基準に見合った身なりをしないと格好悪いのでは?と思いますよね。

本心で買い物している方は、他人の評価なんて気にしていません。見栄を張っているのではありませんからそれは問題とはなりません。

つまり見栄を張るのは、無駄遣いをするばかりではなく自分自身を疲弊させてしまうのです。見栄を張るのは出来るだけやめましょう。

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買い溜めしない

続いて「買い溜めしない」という節約思考です。買い溜めは商品単価を下げることが出来ますから、一見すると節約だと思えるかもしれません。しかし、買い溜めは管理が難しいです。管理を誤ると節約どころか浪費に繋がってしまいます。では具体的に買い溜めを行うとどのような管理が必要でしょうか。

・在庫場所の確保

・在庫数量の把握

・買い溜め時の値段を記憶しておく

なんだかストレスが溜まりそうですね。買い溜めすれば当然在庫しておく場所が必要となります。物が溢れると精神的に乱れますよ。

また、この中でも重要となるのが在庫数量の把握ですね。買い物行く前にどのくらい在庫があるか確認する人もいるみたいです。また、「あれ?どのくらい在庫あったっけ?」と考えながら買い物をすることはありませんか。そして無駄に買ってしまい後悔に繋がります。

1回買い溜めしてしまうと、長期スパンでそのことを覚えておかないといけません。さらに気が変わって違う商品が欲しくなっても買えないのが辛いですね。

結果的に無駄な管理が増えるのでストレスになりますし、本当に節約に繋がるのか疑問に思います。トヨタのかんばん方式みたく水すましや管理に自信があるなら良いですが・・・。

あれば便利は大抵不要

続いてよくありがちなのが、「あれば便利」思考ですよね。これも浪費に繋がるので、「あれば便利は大抵不要」という節約思考にする必要があります。

そもそも「あれば○○」というのは仮定の話ですよね。言い換えれば、それが無くても現状間に合っているということです。間に合っているのに買うのは無駄ではありませんか?そして、1つの動作を行うのに既にある物と便利な物の2種類の道具が増えて、使い分けが面倒ですし物が増えて邪魔になりますよね。現状すんなりと物事が進んでいたのにかえって悩んでしまうわけです。

考える事と無駄遣いを減らしましょう。

いつか使うは使わない

「いつか使うから・・・」と自分に言い聞かせてして買い物する方いらっしゃるかと思います。小生としては「今使わないの?」と思いますが。それは、現状足りているので使いどころが来た時に使うということですね。冷静に考えてみると無駄以外の何物でもありませんよね。

さらに買い溜めの件でも話しましたが、買った商品を覚えておく必要があります。忘れてしまった場合は似たような物を買ってしまい「そういえば前に買ったんだ!」と自己嫌悪になる可能性もあります。

ではどうすれば良いのか?

それは使いどころが来た時に買いましょう。

必要な物を必要な時に・・・です。

安いから買うは無駄

 これもありがちだと思います。「安いから買うは無駄」の節約思考は大きく買い物に影響してくると思います。

本日に限り○○%オフ!という売り文句に目がくらんで買ってしまう事ありませんか。小生はありました。しかし数%安くなったところで、不要な物を購入した時点で節約とは言えないんです。

「安いから買う」は換言すれば「今必要としていない」ということですよね。

必要としていない物を買うという事は、「あれば便利」「いつか使う」という思考に帰結すると思います。買った物は管理が必要ですから、「安いから買う」思考は無駄なストレスと浪費につながる恐れがあります。

例えばアパレルのセールで季節商品が半額だったとします。「安いから今買っておいて来年着ればいいや」という考えで購入してしまうと、約1年間それを保管しないといけませんね。そして時間が経過すると「こんなもの買ったっけ?」と購入した事実を忘れることがあります。それは熟考して購入した物なら覚えていますが、一過性で購入した物は記憶に残りづらい傾向があるからです。さらに厄介なのは流行り廃りがありますので、気分が乗らずに着ないでそのまま寝かせてしまうケースもあります。

従って、「安いから買うは無駄」という思考を持ち、「必要な時に必要な物を」と考えてみましょう。

良いものを1点買いする

自分にとって必要な物であり、高品質で長持ちが期待出来そうな物にはお金を掛けましょう。安いものをたくさん買っても、中途半端に物が増えるだけでコストパフォーマンスが悪いです。良い物を1点買いしたほうが長く使い続けることが出来ますし、無駄な出費を抑えられると思います。

まとめ

目先の安さに釣られて購入判断してしまうと、無駄遣いとなるばかりではなく、後悔したり管理が増えたりして精神的にも良くありません。

節約思考にならないと小手先の節約術を用いても結果的に節約に繋がらないということです。

必要な物を必要な時に必要なだけ」という節約思考を取り入れるだけで、貴方のお財布も心も豊かになると思います。

以上、「節約術ではなくて節約思考が最も効果的」でした。

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