プロフィール

はじめに

 投資の世界では「卵は一つのカゴに盛るな」という格言があります。

先人の言葉に倣う形で、現在では「リスク分散」、「分散投資」、「ポートフォリオ理論」というワードを耳にすることが多く、証券会社でも頻りに顧客へ促しています。

当ブログの趣旨としては、上記の意味合いを包含するということに帰結しますが、単なる受け売りではなく小生の経験則から「分散」というワードに至った次第です。

私事ですがあまり健康体ではありません。

小生にとって、サラリーマンのような労働集約型は近い将来限界が来るということが見えています。

このため小生の目標はお金持ちになることではなく、仕事から離れて健康を優先するということです。

まずは投資や副業でインカムゲインを構築してセミリタイア生活を目指します。

立派に語れる程の経験をしているわけではありませんが、大学生時の就職活動から時系列に沿って自己紹介を進めて参ります。

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就職活動 

就職活動では、新橋や東京ビックサイトで行われる合同説明会やリクルーター面談といった就活の王道に逆らう形で、とにかく「周りと違うことをやってきた」ことをアピールした。

自己PRの論拠は、「自分は専門性と行動力があります」→「エビデンスはこの資格とこの経験です」→「この専門性と経験は御社のここで役立てます」であった。

結果、サークル無所属、大学での研究成果無し、ボランティア経験無しでも自由応募で複数の内定を頂いた。

 【就活】社会人から見た自己PRのコツ

【就活】自分の強みは掛け算方式で見つけよう

就活の企業選びで「やりがい」と「給料」どちらが良いかはコレの有無による

サラリーマン生活

 無事に就職が出来て将来安泰とも言われていた。「出世」に貪欲で資格取得や社内試験に励んだ。社内や対外的にも好かれる人材となるように日々心掛けていた。嫌いな飲み会も100回程参加した。

仕事のやりがい、つまり会社生活に生きがいを求めていた。

仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える (幻冬舎新書)

しかし、サラリーマンを遂行する上で自分の弱い一面が顕著に現れた。

それは「多くの人と関わる」ことである。社会人であれば当たり前だが、どうしても慣れることが出来なかった。大企業は組織化されており、一人で仕事は出来ないし、部署間の責任分担の意味でも一人でしてはいけない。

社会人数年を迎えると必然的に関わる人間も多くなってきた。一人一人反応を見て、「この人はこのような対応をすれば良い」ということを時間を掛けて自分の中でデータベース化していくが、環境が変わる毎に振り出しとなる。また、仕事の関係で人のミスを自分が被ることも多くなっていた。

自分が自分でない、まるで環境に適応するカメレオンである。

給料を貰うのだからそれは当たり前。仕事は割り切ってカメレオンで良いと言い聞かせたが、プライベートでも手元の社用携帯が鳴るため、臨機応変に性格を変えるのは無理であった。

(土・日でも社用携帯はガンガン掛かってくるものです。)

せめてプライベートを充実しようと考え、大学時代のように旅行や資格の勉強に取り組んだが根本的要因は改善はしないため、無意味であった。つまり、他の解決策を講じる必要がある。

しかし、解決策を立てる前に限界が来て、本心が頭脳に逆らい始めた。頭では指令を出しているのに身体がついてこないのである。遅刻や体調不良を頻発するになり、精神科医にうつ病と診断される。そして休職を経る。

 「何をしても楽しくない」「何のために働くのか」回答は自分の中に

うつ病かな?と思ったら最初に取り組む事

休職中はどんな生活?うつ病休職の体験談

会社依存を避ける

 休職中は転職サイトを閲覧したり、自分に合うベンチャー企業や中小企業探しに奔走した。しかし、それは無意味であるといことを過去の経験から悟った。そしてブレーンストーミングを通じて自己分析を図る中で、以下のように自分で結論付けた。

1つの環境への依存は、精神的に左右されやすい。

ここで会社に依存していると考えて、会社のイベントに対してどのように精神が左右されるか簡単にシミュレーションしてみた。

※各種イベントでの精神状態の指数は裁量であり、特に根拠はありません。

世間一般で安定と揶揄されている会社員は、精神的には安定ではないということである。

ここにリストラや早期退職が含まれれば人生露頭に迷うこともありうる。社内イベントに関しては、出世に伴う地方転勤や職種変更は大いにあり得る話である。

また、住宅ローンを組んで住宅を購入すると地方転勤になりやすい。

せっかくマイホームを購入したのに、家族と離ればなれで単身赴任という話をよく耳にしますし、今年度の4月時の異動で対象になった知り合いもいます。住宅ローンによって会社に首輪を掛けられている状態となります。

しかし、「自分には会社という看板が無ければ生活の現状維持が不可能となり、路頭に迷ってしまう」という思いが強いことから会社の命令は素直に応じなければならないと考え、より一層自分にプレッシャーを掛けてしまう。

ここで、このグラフから精神状態がマイナスポイントに至っている箇所においては、何かしら対策を講じる必要がある。

小生の場合では、大学時代はアルバイトが好転して結果としては上手く潜り抜けたが、事ある毎に上手い解決策を講じるのは無理だと思う。

すなわち、現状の会社を退職して転職するにしても「環境の変化=精神の不安定」が起こり得る。その「精神の不安定」の大小は未知数であり、転職はリスクを伴うと考えた。

大事なことは「分散」

 1つの環境への依存が精神不安定の要因となり得るなら、分散すれば良いという事に帰結した。何も会社を辞めなくても調整が可能であるということである。

収入源の分散は精神的にも安定する。

具体的には、「会社にしがみつかなくても良い」ということ。これだけで精神的には余裕が生まれると思う。

会社の意向に背いて閑職に飛ばされても、痛くも痒くもないシステムを構築すること。

会社に生きがいを求めなければ、閑職でも問題無い。

これは精神面の分散である。

具体的な手法

 分散の意味合いを理解したところで、実際にどうするかがキーポイントである。

私の場合は以下のように分散している。(※実際の収入源は偏りがあります)

 icon-folder 月間ポートフォリオ

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・【アプリ開発】

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投資や副業も1つに絞ることなく、リスク分散しています。

資金効率を考慮すると分散よりも集中の方がパフォーマンスは良いのですが、自分の経験上、相場の変動で一喜一憂するのは精神衛生上良くないということを理解しているため分散しています。

収入源の分散化を図る事で、精神安定を目指し、会社に依存することなく過ごせるような仕組み作りに励んでいます。

 icon-money 収支報告

 最後にブログタイトルの副題である、「エンジニアリング」の意味を下記に記します。

エンジニアリングとは・・・ 単体を掻き集めて1つの集合体に仕上げるプロセスを指す。 プロセスとして、最適な仕様・コスト・品質・納期を実現すること。 プロセスには経験と技術力が必要。

 分散化したエッセンスを集めて、安定した収益を得られるようにエンジニアリングする。

そのエンジニアリングの備忘録と情報共有を図るべく当サイトを立ち上げるに至ります。

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(追記)座右の銘

 小生のサラリーマン経験より下記を学びました。

・複雑化は容易だが、単純化は難しい。

 世の中の大半の事象は、単純な事を複雑化して、当事者以外からは理解し難いブラックボックス化することで権益を守り、商売を成り立たせている。

・批判するのは容易な事。批判の90%は些末な事である。

 揚げ足取りや重箱の隅をつつくのは誰でも出来る。 そこに耳を傾ける必要は無い。

 (スタージョンの法則)

・人生に近道は無い。効率は後から生じるもの。

 実直に努力していくことで道が開ける。経験から得られた効率化は、改良・工夫といったアップデートが可能だが、聞きかじった効率化はせいぜいその場凌ぎでしかならず、本質が見抜けないので逆に遠回りである。

・行動無しには成功しない。

 経営学を履修しても実際の経営は出来ない。

・現場・現物・現実主義

 現場を知らずしてモノは語れない。現物の状態が全てを物語っている。

ここまでお読み頂き有難うございました。

少しでも読者様のお役に立てれば幸甚です。

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