大企業かベンチャー(中小企業)、就活で迷ったら


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こんばんは、分散型ライフのエンジです。

就職活動をしていると、大企業を蹴ってベンチャー企業を選択する方や、最初から大企業にターゲットを絞っている方など三者三様です。

ベンチャー企業や中小企業を志望している方は、「安定」よりも「成長性」や「やりがい」ということに重きを置いていると考えられます。

しかし、ベンチャー企業の95%は10年以内に倒産すると言われており、大企業よりはリスクが大きいです。

小生としては大企業とベンチャー企業両方とも選べる立場にあるならば、大企業を推したいと思います。

小生は大企業に属しておりましたので、業務経験を踏まえてその理由を話していきます。

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ベンチャー企業のメリット

まずはベンチャー企業・中小企業のメリットについて考えていきたいと思います。

業務面

大企業とは異なり意思決定のフローがスムーズで、「これやってみたい」といった個人の意見が通りやすい企業風土が多いと思います。このため、主体性を持って仕事に取り組めるため「仕事=趣味」とも言えるくらいハマることが出来るかもしれません。まさに仕事にやりがいを見出すことが出来るでしょう。

基本的に職場は少人数であるため、自分で何でもやる必要があります。営業・事務・技術・経理・庶務など満遍なく色んな経験を積めると思います。但し、エンジニア専任での募集であれば専門技術に特化して取り組めることが出来ると思います。

大企業のように上層部を説得するための無駄な資料作りやルーチンワークといったものを削ぎ落し、リソースを集中させることで、どんどんエンジニアのスキルを高めることが出来るので個人的に成長を感じられると思います。また、個人の力が会社の成長に反映されやすいので、会社を大きくしていくという気概を持てます。

幹部社員や経営者との距離が近く、会社生活で様々な刺激を受け、日々勉強できると思います。大企業の社員よりも経営者的な目線で物事を推し量ることが出来るようになりそうです。

給料・待遇

給料面に関しては平均的に見れば大企業よりも見劣りするかもしれませんが、良く言えば青天井です。結果を出せば若くして役員クラスに出世したり、子会社の代表取締役を任されたりと活躍の裾野が広いといえます。大企業であれば幹部職で年収1,000万くらいですが、企業の業績が右肩上がりで成長していけば給料も上がっていくと思いますし、上場した際にはストックオプションによる報酬も期待できます。さらに企業がメディアに取り上げられたりすると、担当者が個人的に脚光を浴びたり、ヘッドハンティングやメディア出演依頼など給料面とは異なる所で収入を生む可能性を秘めています。

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それでも大企業がオススメな理由

大企業よりもベンチャー企業の方が小回りが効いていて、会社と共に自分の成長を感じられやすいというメリットがあることがわかりました。

ですが、大企業にはベンチャー企業には無い魅力も多々ありますし、ベンチャー企業のメリットは大企業でも享受することが出来ます。業務経験に基づいて理由を綴っていきます。

福利厚生が最強

やはり大企業は福利厚生が良いです。単純に給料の額面比較では見えてきませんが、福利厚生面はベンチャー企業や中小企業とは大きな差があります。

具体的な福利厚生を挙げてみます。

・社宅、家賃補助 : 格安で社宅に入れたり、会社が家賃を6割負担してくれます。

・各種保険 : 団体加入のメリットにより、一般的な保険よりも格安で入れます。

・定期預金 : 市中銀行で申し込むよりも、優遇された預金金利で加入できます。

・不動産 : 住宅購入時に社員割引が適用され、住宅ローン金利も優遇。

・出張手当 : 日帰り出張でも手当が付きます。

・持ち株会 : 報奨金が付与されて高利回りで運用出来ます。

・医療 : 会社の診療所・病院・歯医者を利用出来ます。人間ドック負担軽減制度もあり。

・その他 : 有給・フレックス・各種手当・誕生日休暇・・・など。

色々鑑みると、毎月の給料+数万円は恩恵を受けていると思います。特に家賃補助はかなり大きいです。それだけで5~6万円変わりますからね。

大企業でもベンチャー気質な部署がある

大企業=ルーチンワークというわけではありません。新規プロジェクトに取り組むために新部署が設立された場合は、業務面でベンチャー的な要素が大きいです。

顧客開拓、外注先開拓、標準図面作成、取扱説明書作成、ソフトウェアスキル習得、購買・調達先開拓、受入・出荷体制構築、品質保証など、何にもない状態からスタートします。

個人の成果が部署の成績に直接関わるので、部署の成長と共にやりがいを持って取り組めます。ベンチャー企業ではなく、大企業の新規プロジェクトに携わるという選択肢もあります。

大企業に属しながら個人でチャレンジする

ベンチャー企業に勤めたいという気概があるならば、個人で何か始めてみてはいかがでしょうか。

大企業ではスキルが身につかないのでは・・・と思うのであれば、個人もしくは友人と手を組んでアイディアを具現化して将来独立するという選択肢です。

ベンチャー企業に属するよりもリターンが大きいと思います。

安定性のある大企業に勤めながら、将来に向けてチャレンジしていくのがリスクヘッジを兼ね備えていて最良の方法だと思います。

特に大企業では業務が細分化されているので、ベンチャー企業よりは激務になりにくいです。

上手く時間を作って将来に向けて頑張ってみませんか。

昨今では在宅でもプログラミングを学べますし、ネットや書籍も充実しているので、やる気があれば可能だと思います。

特にTechAcademy [テックアカデミー]のブートキャンプでは、通学不要のオンラインで最短4週間でプログラミングやアプリ開発が学べるので、スキルアップと共に個人でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。無料体験もありますので、手探りで始めてみるのも良いかと思います。

 オンラインブートキャンプ無料体験

最近ではEC事業が右肩上がりで成長していますので、自分で商材を制作・調達してオンラインで販売するのもありだと思います。案として初期投資がほとんど掛からない無料ネットショップ開業「BASE」で物販を始めてみてはいかがでしょうか。手軽に開業出来ますので、まずはどのような感じか雰囲気を掴むだけでも良いかと思います。

無料ネットショップ開業「BASE」

将来の選択肢が広がる

転職を検討する際に、大企業から中小企業・ベンチャー企業へ移るという選択肢があります。

しかし、反対にベンチャー企業から大企業への転職は難しいということを耳にします。

特にBtoBが主体で顧客が大企業であれば、組織的に業務を行う大企業勤務の経験が求められる可能性があります。これは小生の周りで転職してきた方の経歴を見ると大企業勤めの方が多かったからです。

新卒切符があるのであれば、将来の選択肢という面で大企業を選択して損は無いと思います。

まとめ

「成長」や「やりがい」を会社に委ねるのではなくて、個人の意識や行動が大切だと思います。

ベンチャー企業ならスキルが身について、大企業では個人が没落してしまうというわけではありません。ベンチャー企業に勤めたいという気概があるならば、自己投資に力を注いで最大リターンを得られるように行動していきましょう。

結論としては、安定性や給与面の恩恵を受けながら自己投資資金を調達し、働きやすい環境に勤めながら個人でチャレンジしていける、大企業がベストだと個人的には思っています。

就活で自己PRのやり方や志望企業に入社するコツは下記カテゴリより参照下さい。

 icon-folder  就活カテゴリ

以上、「大企業かベンチャー(中小企業)か就活で迷ったら」でした。

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    コメント

    1. 大手希望 より:

      突然のコメント失礼します。
      このサイトを見て、何としてでも大企業に行きたい!と考えたのですが、私は偏差値40程度の地方私立大学で、さほど高学歴と言うわけではありません。
      そんな私ですが何としてでも大企業に就職したいです。或いは大企業並みに待遇の良い中小企業(大企業の子会社で大企業に準じる福利厚生を持っているところなど)でも良いのですが…どうやったら大企業に就職することができるでしょうか?その方法を教えてください。

      • エンジ より:

        大手希望 様
        ブログ閲覧及びコメント頂きありがとうございます!

        大企業といっても多数あるため、まずは志望する業界を決めて、いくつか会社をピックアップして下さい。
        そしてその会社がどのような人材を求めているのか調べます。
        会社のホームページで調べるのは在り来りですので、会社のIR情報に触れてみて下さい。
        IRとは株主や投資家向けの情報ですが、ホームページから無料でダウンロード出来ます。
        IRには事業戦略等細かく書いておりますので、会社が目指す方向性が見えてきます。
        ホームページよりは中身が濃厚です。恐らくIRに触れている就活生は少ないと思います。
        そして具体的に必要なスキルを落とし込んできます。
        例えば海外事業に注力しているなら英語、AI・人工知能であればPython等のプログラミング言語など。
        具体的になったらそのことに関して取り組んでみて下さい。
        資格やアルバイトなど様々な手段があると思います。


        社会人になると「エビデンス」、つまり根拠が求められます。
        根拠を含めて面接に臨みます。以下の論法でいきましょう。
        ①学生時代○○に取り組みました。
        ②成果(資格や体験)を出しました。
        ③これは御社が注力している××という事業で活躍できます。
        この論理立てであれば面接官も納得できます。
        大学派閥がある企業でなければ偏差値関係ないと思います。

        「バイトリーダーやってました!」「世界中旅しました!」
        これでは的外れです。

        宜しければ下記の記事も参考にしてみて下さい。
        https://multilifeeng.com/syukatu_zikobunseki/

        あまり的確なアドバイスとなっていないかもしれませんが、希望される企業に就職出来るよう、応援しております!
        ちなみに大企業の子会社はオススメです。