こんばんは、分散型ライフのエンジです。
新入社員や転職先、部署の異動先で新たな職場環境に馴染む必要がありますが、
月日が経つと次第に「あの人仕事が出来て優秀だな」とか「自分はお荷物かもしれない」と思ったことはありませんか。
最初は仕事が出来なくて当たり前なので、そこまで気を病まないと思いますが、3ヶ月から半年程経過すると、他人と比較して自己嫌悪に陥る場合があります。
今回は、周りが優秀で辛いと思ってしまう方へ助言となるようなお話が出来ればと思います。
優秀な社員の比率
パレートの法則をご存知でしょうか。
どのような法則かというと、全体の大部分は一部の要素が生み出していると経済学者ヴィルフレド・パレートが提唱した内容で、「80対20の法則」とも呼ばれています。
この法則を用いて職場を例に挙げると、「部署の売上高の80%は20%の社員が生み出している」と考える事が出来ます。
パレートの法則から労働環境に照らし合わせた派生の法則として、「2-6-2の法則」があります。
要約すると部署の人員は、「優秀は社員が2割」「平均的な社員が6割」「体たらくな社員が2割」で構成されているということです。
「優秀な社員が2割」「それ以外の社員が8割」と考えればパレートの法則に当てはまります。
「2-6-2の法則」では優秀な社員だけで構成した部署においても、このような比率で分かれるという経験則があるみたいです。
そして貴方が見ている優秀な社員とは、せいぜい2割の社員と言えるでしょう。
ですが優秀な層に貴方が合わせる必要はありません。平均的な社員の層に合わせるようにしましょう。というのも、平均的な社員と体たらくな社員の層には実は「隠れ優秀な社員」が何割か含まれているからです。
「隠れ優秀な社員」を目指せして考え方を変えれば、職場で行き詰まることも無いかと思います。
では「隠れ優秀な社員」とは何か説明していきます。
「パレートの法則」や「2-6-2の法則」は以下の書籍を読んで知りました。詳しく知りたい方は手に取ってみてはいかがでしょうか。
本当に優秀な人は会社にいない
部署の優秀な社員も世間一般では平均的な分類だと思います。
というのも本当に優秀な人はサラリーマンとして会社に属していないからです。
自分で事業を起こした方が圧倒的にリターンが大きいからです。起業出来るほどの知識や技術・ノウハウ・体力を兼ね備えています。
大企業で出世競争に勝ち抜いて部長クラスになったとしても、せいぜい年収1000万~1200万程ですよね。起業で成功すれば年収は青天井ですから、1000万円は軽く越えていくと思います。
ですから、会社内では優秀な方でも、貴方が思っている程すごい人ではないということです。
「隠れ優秀な社員」には上記のようなマインドを持っています。
では、「隠れ優秀な社員」はどのような考え方で会社に属しているのでしょうか。
仕事をしない技術
隠れ優秀な社員は会社の仕事に時間を費やすよりも、自己投資に時間と体力を費やす方がリターンが大きいことを知っています。
つまり、会社の仕事は程々にして自分の起業準備・投資・資格取得に力を注いでいます。
仕事の遂行能力が高いけれども、敢えて平均的な社員で留まることで自分の時間を確保しています。上手く仕事を回避する、仕事をしない技術を身に付けています。
会社に属している限りは、自分の身と時間を切り売りしなければ給料が発生しませんので労働集約型の働き方と言えます。会社のリストラや自身が病気や怪我をすれば収入源が絶たれるので、会社にぶら下がっているだけではある意味リスクが高い働き方とも考えられます。
一方、自分で起業をして仕組みを作って市場に浸透させてしまえば、労をせずとも収入が得られるような状態に持ってくることが出来ます。
起業以外に投資でも構いません。株式投資やFX、株価指数取引の配当金など不労所得の構築も大切です。
このため、「平均的な社員が6割」「体たらくな社員が2割」の中にも仕事をしない技術を利用して、着々と自己投資に励んでいる「隠れ優秀な社員」がいると思います。
この「隠れ優秀な社員」を見習って、仕事をしない技術を身に付けるのも会社生活では有りだと思っています。
まとめ
職場での優秀な社員には目を向けずに、平凡な社員を目指しましょう。
自分の身と時間を切り売りして残業や就業評価に精を出して目の前の給与明細の数字に囚われるのではなく、自己投資に多くの時間を割り当てて最大限のリターンを発揮できるようにしていくのがベストだと思います。
このような考え方の転換を行えば、「周りが優秀で辛い」という自己嫌悪に至らないと思います。
むしろ「優秀な人はそれが限界なんだなぁ、自分は最低限仕事をこなして自分の能力を開花させていくんだ」という気持ちで仕事に取り組めば辛くなることもないと思います。
以上、「会社で周りが優秀で辛い?敢えて平凡な社員でいるのが賢い選択」でした。
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