こんにちは、分散型ライフのエンジです。
FXのトレードをしている方は、バイナリーオプションについて馴染みがあると思います。
ですが、バイナリーオプションは投資ではなく、投機のイメージがあると思います。
しかし、バイナリーオプションを上手く活用すれば収益が得られる機会が増えると思います。
以前、FXのポジションはバイナリーオプションでヘッジを行うことで収益改善に繋がるという記事を書きました。
[関連] FXのリスクヘッジはバイナリーオプションを活用!?
今回は通貨強弱を用いてバイナリーオプションに取り組む方法について紹介します。
また、海外業者で詐欺が横行しており、不安だという意見が多数ありますが、国内の業者を選定すれば安全にトレードすることが出来ます。
バイナリーオプションの取引
バイナリーオプションは、端的に言えば「為替相場が上がるか下がるかを予想し、有料チケットを購入する」という至ってシンプルな取引スタイルとなります。
このシンプルさが人気で新規参入者が多いです。
そして損失は有料チケット代(プレミアム)だけで済みます。すなわちFXのように損失が拡大する恐れが無いので、比較的ローリスクであると筆者は思っています。
商品先物オプション取引のプットの買いとコールの買いがバイナリーオプションに該当します。先物取引は危険性が高いと言われる所以は、プットの売りやコールの売りは損失が無限大であることに起因します。ちなみに為替オプションはプレミアムが高額なので、個人投資家であればバイナリーオプションで良いかと思います。
今回は、通貨強弱を用いてラダーと呼ばれる取引を行います。
ラダーとは、ある価格帯より高いか安いかを判断する、バイナリーオプションで人気の高い取引方法となります。
判定時刻が近ければテクニカルの要素が絡んできますが、2時間後の価格予想の判断基準として通貨強弱を用いたいと思います。
ちなみに国内のバイナリーオプションは判定時刻が2時間制となるため、短期における通貨強弱を見ていきたいと思います。
バイナリーオプションの詳細についてはコチラの記事を参照下さい。
通貨強弱について
世界を代表する通貨であり流動性が高い、ドル・円・ユーロについて触れていきたいと思います。為替相場は株式市場・金利・経済指標・政治的要因により変動します。市況動向に追従するトレンドフォロー型のトレードを行っていきたいと思います。
まず上記3通貨において、最も強い通貨と弱い通貨をチャートで見分けます。
そして以下のようにポジションを取ります。
・強い通貨を買い
・弱い通貨を売り
このようにすることで、為替相場で発生している強いトレンドに追従できる形となります。
この手法は筆者も裁量トレードに取り入れてまして、テクニカル指標に左右されないトレンドフォロー型の手法として収益を伸ばしています。
では具体的にどのように判断すればよいか、2017年10月20日午前のチャートを例として考えてみましょう。
まずはドル円です。円安ドル高に急騰し、直近高値をブレイクしています。このまま上昇トレンドを形成しそうな勢いです。強弱としてはドル > 円ですね。
続いてユーロ円です。ドル円と同様に直近高値を更新していますが、ドル円程勢いは無さそうです。強弱としてはユーロ > 円ですね。
最後にユーロドルです。ドル円もユーロ円も上昇トレンドでしたが、ユーロドルではユーロ安ドル高となっています。強弱としては、ドル > ユーロですね。
上記の3つのチャートを見て、3通貨における強弱がわかりました。
ドル > 円、ユーロ > 円、ドル > ユーロですので、まとめると
通貨強弱はドル >ユーロ > 円となります。
すなわち、ドル円買いとすることで、市況の強いトレンドに追従するポジションとなります。
バイナリーオプションでトレードするワケ
筆者は通貨強弱トレードをメインとしていますが、難しいのが利確と損切ポイントです。
特にトレンド発生時には調整による下落、つまり押し目買いポイントが発生しやすいので、損切をある程度深くする必要があります。
逆にトレンドが終了して全戻しする場合もあり、損切によってマイナスを計上する時もあります。
そこでバイナリーオプションを用います。
バイナリーオプションのメリットは損失が限定されているということにありました。
バイナリーオプションのラダー取引により、損失を限定しつつ、為替相場の上下を通貨強弱を根拠として予想するということです。
これによりトレンドフォローの形でバイナリーオプションを攻略出来るかと思います。
以上、「バイナリーオプションは通貨強弱で攻略する」でした。