分散型ライフのエンジです。
デイトレードや自動売買のプログラムを組んだりと、相場に対して果敢に取り組んできました。過去の記事を見てもらえればわかると思いますが、随分とチャレンジしたものです(笑)
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そしてこれまでの経験を踏まえ、「毎月たんたんと積み立て、配当金・分配金によるキャッシュフローの最大化を目指す」という結論に至りました。
ということで、今回は2019年10月度の積立とポートフォリオを公開したいと思います。
▼9月度の分配金・配当金の結果はコチラ
▼過去の配当金・分配金については下記のカテゴリを参照して下さい。
Contents
資産ポートフォリオ
2019年10月度の資産状況について一覧です!
米国株:33.7%
FXサヤ取り:18.2%
FXリピート系:17.4%
日本株:11%
アセアン株:7.4%
米国債:5.1%
トライオート:3.9%
社債:1.9%
国内リート:0.62%
米国リート:0.59%
先進国リート:0.18%
先月度より米国株の資産比率が上昇しました。また、日本株についても投下資金を増やしていますので、割合が高くなっています。
FXさや取りの比率が多くて「うげっ・・・」と思うかもしれませんが、キャッシュだと思ってください(笑)
異業者両建てのサヤ取りですので、損失無しで、いつでも全決済して現金化可能です。
本当はFXサヤ取り分を全て米国株にしたいところですが、なにしろ米国株高なので様子見ている状況なんです。
それではアセット別にみていきたいと思います!
米国株ポートフォリオ
2019年10月の米国個別株の保有リストです!
[SPYD] S&P 500 高配当株式
[HDV] iシェアーズコア米国高配当株ETF
[BLV] バンガード・米国長期債券ETF
[EMB] iシェアーズ新興国債券ETF
[VGK] バンガード・FTSE・ヨーロッパETF
[GIS] ゼネラルミルズ
[T] AT&T
[SO] サザン・カンパニー
[PM] フィリップモリス
[MO] アルトリア
[ENB] エンブリッジ
[JNJ] ジョンソンエンドジョンソン
[BTI] ブリティッシュ・アメリカン・タバコ
[PPL] パシフィック・パワー・アンド・ライト
[NGG] ナショナル・グリッド
[GSK] グラクソ・スミスクライン
[SLB] シュルンベルジェ
[RDSb] ロイヤルダッチシェル
[MMM] 3M
ワイドモートな優良米国高配当株を集めたHDVの比率が高めです。
また、セクター比率を分散させるために、VYMの積み立てを最近強化してきました。
新興国債券のEMBや割安の欧州ETFのVGKも追加しています。
日本株ポートフォリオ
2019年10月の日本株の保有リストです!
[2914] JT
[3407] 旭化成
[4188] 三菱ケミカルホールディングス
[5020] JXTGホールディングス
[5108] ブリヂストン
[6301] コマツ
[6988] 日東電工
[7269] スズキ
[8001] 伊藤忠商事
[8031] 三井物産
[8058] 三菱商事
[8306] 三菱UFJ銀行
[8570] イオンフィナンシャル
[8591] オリックス
[9020] JR東日本
[9021] JR西日本
[9304] 澁澤倉庫
[9305] ヤマタネ
[9432] 日本電信電話
[9433] KDDI
[9437] NTTドコモ
[9513] 電源開発
[9532] 大阪ガス
こんなに買える資金力が・・・?
と思うかもしれませんが、最近サービスが始まった【SBIネオモバイル証券】 では1株から高配当ポートフォリオを構築できます!
割安に放置されている日本の高配当株・増配株を拾っていますね。
エネルギーセクターも1銘柄はポートフォリオに組み込みたいと思い、JXTGを選定。
不動産の評価額が高いJR系の株も取り入れています。
大阪ガスは過去の配当推移を見ても結構パフォーマンスいいと思います。
アセアン株ポートフォリオ
2019年10月のアセアン株の保有リストです!
[STEL] シンガポールテレコム
[STEG] シンガポール・テクノロジーズエンジニアリング
[DSOM] デジ・ドッド・コム
[INDF] インドフード
[MBBM] マラヤンバンキング
[CMDG] コンフォートデルグロ
[TENA] テナガナショナル
[YTLP] YTLパワーインターナショナル
[STAR] スターハブ
アセアン株は最近買い付けてません!
米国好調、アセアン軟調だったのでしばらく放置していましたが、ここにきて右肩上がりの様相。シンガポールテレコムが5Gで化けるといいなぁ・・・。
国内ETFポートフォリオ
2019年10月の国内ETFの保有リストです!
[1482] iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(ヘッジあり)
[1496] iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF(ヘッジあり)
[1497] iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF(ヘッジあり)
[1659] iシェアーズ 米国リート ETF
[1476] iシェアーズ・コア Jリート ETF
[2515] NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数(除く日本・ヘッジなし)
なぜ国内ETFを買うのか?
答えは、楽天証券なら上記銘柄の取引手数料が無料だからです!
本場の海外ETFよりはランニングコストは高めですが、イニシャルが安く、2515以外は数千円から分配金が狙えるETFを買えるのがメリット。
さらに10月後半からは楽天ポイントで国内ETFが買えるようになるので、ポイントをどんどん投資してインカムゲインを増やしていきたいと思います!
あと国内ETFは貸株にすれば金利収入を得られるのがポイントです。
[関連] 貸株サービスで金利収入が得られる!?
FXスワップサヤ取り
FX会社の異業社で同一通貨の買いと売りのポジションを持ち、スワップの差を利用してインカムゲインを得ようとする手法です。
長いことFXをやってきて、結局これに戻ってきた感がありますが、やはり待機資金をそれなりの利率で運用できるのがメリットですよね。年利1.1~1.7%は狙えると考えています。
買いスワップポイントが高いSBIFX
売りスワップポイントが低いDMM を利用しています。
[関連] FX初心者やデイトレードに最適なDMMFXがおススメな理由
6月度より、南アフリカランド(ZAR/JPY)とトルコリラ(TRY/JPY)のサヤ取りを追加しました!
新興国通貨は単独保有ですと通貨下落が心配ですが、サヤ取りであれば関係ないと考えています。
■10月度の運用状況
【DMM】
・ZAR/JPY 売り 11万通貨
【SBI】
・TRY/JPY 売り 2.6万通貨
【ヒロセ通商】
・TRY/JPY 買い 2.6万通貨
・ZAR/JPY 買い 11万通貨
【想定利回り】
・TRY/JPY 年利2.5%
・ZAR/JPY 年利1.5%
トライオートFX
試しにコアレンジャーAUD/NZDを証拠金20万円で1システム動かしています。
AUD/NZDはレンジになりやすい性質なので、両建てトラリピ的なトライオートは向いていると思ってます。
手数料が高いのが気になっているので、現在は検証中の段階ですが、昨年の12月から運用して含み益は+2.2万円となっています。
リピート系FX
長期保有を前提にリピート系も追加しています。
また、クロス円だけでは円高に弱いので、ヘッジが効くように米ドルペアのトラリピも追加しています。
・米ドル円:買いトラリピ
・豪ドル円:買いトラリピ
・加ドル円:買いトラリピ
・ペソ円:買いトラリピ
・豪ドル米ドル:売りトラリピ
・NZドル米ドル:売りトラリピ
・豪ドルNZドル:買いトラリピ
[関連] 自動売買のトラリピで不労所得を目指す!
以上、資産ポートフォリオでした。
積立ポートフォリオ
続いて、2019年10月の積立予定のポートフォリオの紹介です!
米国株:31.1%
日本株:16.7%
欧州株:14.7%
米国債・社債:14.8%
新興国株:6%
米国・日本リート:8.8%
新興国債券:8%
上記ポートフォリオで配当金・分配金収益を狙っていきます!
過去10年は米国株が最もパフォーマンスが良かったですが、今後どうなるかは誰もわかりません。ですので、投資の王道である世界分散ということを念頭に置いています。
米国株が高い水準なので、割安感のある日本株や欧州株の比率を上げました。
また、新興国については、新興国株と新興国債券のリスク度合いはほぼ同じと捉えて、比率を近い値にしています。
続いてアセット別に紹介していきたいと思います。
国内株式の積み立て
比較的米国株偏重のポートフォリオで運用していますが、日本株や国内ETFにも投資しています。
最近では優良株が高配当化し、割安で日本株が放置されているので、色んな日本株を拾ってます。
だからといって何でも良いわけではなく、キャッシュフローが潤沢でワイドモートな高配当銘柄、国際競争力が高い銘柄、財務がピカピカな銘柄を選定しています。
日本株の積み立て
[4188] 三菱ケミカルホールディングス
[4452] 花王
[5020] JXTGホールディングス
[5108] ブリヂストン
[6113] アマダ
[6301] コマツ
[6988] 日東電工
[8001] 伊藤忠商事
[8031] 三井物産
[8096] 兼松エレクトロニクス
[8316] 三井住友フィナンシャル
[8570] イオンフィナンシャル
[8591] オリックス
[8593] 三菱UFJリース
[8766] 東京海上HD
[8898] センチュリー21
[9020] JR東日本
[9021] JR西日本
[9304] 澁澤倉庫
[9305] ヤマタネ
[9437] NTTドコモ
[9513] 電源開発
[9531] 東京ガス
[9532] 大阪ガス
[9986] 蔵王産業
こんなに買える資金力が・・・?
と思うかもしれませんが、最近サービスが始まった【SBIネオモバイル証券】 では端株から投資できます!
つまり1株から買えますので、数千円から高配当ポートフォリオを構築できるんですよね~。
また、Tポイントで日本株が買えるのもポイントです!私はポイ活で貯めたTポイントを高配当株の購入に割り当ててます♪
また、単元未満株の買い付けなので、入金-買付金額で端数が生じた分は三菱UFJ銀行の株を購入しています。銀行株は貯金感覚で、なるべく控えめに投資しています。
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国内ETFの積み立て
主に債券やリートに関しては、国内ETFを積立ています。
楽天証券のフリーETFを積み立てて、インカムゲインを確立していきます。
投資信託で楽天全米株式インデックスファンドをつみたてNISAで積立てるのが最適解とわかりつつも・・・どうしてもインカムゲインによるキャッシュフローが欲しいのでこのように構成しています(笑)
尚、分配利回りは9月時点を示しています。
[1478] iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り(分配利回り:3.64%)
[1482] iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(ヘッジあり)(分配利回り:1.87%)
[1496] iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF(ヘッジあり)(分配利回り:2.88%)
[1497] iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF(ヘッジあり)(分配利回り:4.47%)
[1659] iシェアーズ 米国リート ETF(分配利回り:4.09%)
[1476] iシェアーズ・コア Jリート ETF(分配利回り:2.94%)
米国債と社債の為替ヘッジについては、ヘッジコストが生じるという側面もありますが、流動性の問題でヘッジありを選択しています。
フリーETFなので購入手数料やドル転コストが発生しませんですし。
わりとワクワクしてます(笑)
本場海外ETFと比べると信託報酬が少し高いですが、貸株で回収すればいいと思ってます。
ということで、数千円から購入出来て手数料も無料(楽天証券)なのでどんどん積み立てていきます。
海外株式の積み立て
米国株はETF・個別株の積み立てをメインとしています。
国際分散投資を意識して、米国偏重から欧州・新興国も取り入れることにしました。
米国個別株の積み立て
米国高配当ETFのHDV・VYM・SPYDをほぼ均等に分散投資しています。というのもそれぞれセクターの偏りがあるので、分散する方が効果的だと思うからです。
例えば、SPYDは公益・不動産、HDVは生活必需品・エネルギー、VYMは金融・消費財・ヘルスケアに偏重しています。
続いてVIGは米国の連続増配銘柄を集めた優秀なETFで、配当利回りは前述の高配当ETFより劣後しますが、過去のパフォーマンスを見るとS&P500に匹敵するレベルでしたので、キャピタルゲインとインカムゲインを狙う中庸として採用しました。
また、欧州株はVGKを採用。
新興国株は定番のVWO、小型高配当株を集めたDGS、新興国債券はEMBを採用。
DGSは経費率が高めですが、小型+高配当という変わり種で、VWOよりもパフォーマンスが優れているのが特徴ですね。
新興国債券と新興国株はリスクがほぼイコールなので、両者を合わせて10%程度としています。
まとめ
ということで、2019年10月度の積立予定の銘柄について確認してみました。
サラリーマンの給料をなるべく積立に割り振って、いつかはアーリーリタイアできるようにしていきたいと思います!
・積立ポートフォリオ考えるのめんどくさい~
・自動的に資産運用してくれないかな?
という方には、色々と資産運用にトライした私からするとウェルスナビがオススメ!
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以上、「2019年10月の積立・ポートフォリオ」でした。