こんばんは、分散型ライフのエンジです。
2017年11月度のポートフォリオを公開します。
国内株、米国株、アセアン株、中国株、ETF、投資信託、FXスワップ運用、株価指数CFD取引、仮想通貨に取り組んでいます。投資履歴を残すべく、毎月ポートフォリオを公開したいと思います。投資金額は合計で250万円程となります。
尚、月間の収支報告については下記のカテゴリを参照して下さい。
Contents
国内株式
※配当金狙いは接頭に[配]、グロース投資は[グ]、バリュー投資は[バ]、損切候補銘柄は[損]と記載しています。尚、国内で上場しているETFも含みます。
11月度に追加した銘柄は赤字で表記しております。
[配][1566]上場新興国債券
[配][8616]東海東京HD
[配][9696]ウィザス
[配][7838]共立印刷
[配][8410]セブン銀行
[配][8411]みずほフィナンシャルG
[配][3242]アーバネットコーポレーション
[グ][9758]ジャパンシステム
[グ][8739]スパークス・グループ
[グ][7727]オーバル
[グ][8732]マネーパートナーズ
[グ][3807]フィスコ
[グ][3776]ブロードバンドタワー
[グ][2134]燦キャピタルマネージメント
[グ][1491]中外鉱業
[グ][5940]不二サッシ
[グ][6495]宮入バルブ
[グ][8789]フィンテックグローバル
[グ][2315]カイカ
[グ][2353]日本駐車場開発
[グ][3250]エー・ディー・ワークス
[グ][6072]地盤ネットHOLD
[グ][6493]日鍛バルブ
[グ][6628]オンキョー
[グ][6855]日本電子材料
[グ][7527]システムソフト
[グ][4571]ナノキャリア
[グ][4978]リプロセル
[損][1552]国際のETFVIX
[損][2743]ピクセルカンパニーズ
[損][9424]日本通信
今月度は上期決算発表が相次ぎ、ネガティブ要因となり投げ売りされたが将来性は見込める株を買ってみました。日鍛バルブと日本電子材料です。
日鍛バルブはエンジンバルブを主体とした製造メーカーです。昨今ではEVがトレンドですが、アジアを含む新興国では、ガソリンエンジンはまだまだ伸びていくと思います。先進国のようにメンテナンスセンターが充実していない新興国では、EV関連のパーツ供給が難しいですし、ガソリンエンジンであれば扱い慣れているので場所を選ばずに整備が可能です。意外とメンテナンス面を考慮すると、ガソリンエンジンも捨て難いものとなります。
日本電子材料は3次元NANDの半導体関連、オンキョーはAIスピーカー関連で購入してみました。
セブン銀行は設備投資や設計開発等もほとんどいらない収益性の良いATM手数料ビジネスで安定しています。日本版バフェット銘柄とも言えますでしょうか。機会を見計らって買い足し候補としています。
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海外株式
海外株式はアセアン株の比率が高くなっています。
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※配当金狙いは接頭に[配]、グロース投資は[グ]、バリュー投資は[バ]、損切候補銘柄は[損]と記載しています。
アセアン株
■マレーシア株
[配][MBBM] マラヤン・バンキング 配当利回り: 5.77%
[配][ASTR] アストロ・マレーシア 配当利回り: 4.08%
[配][AMMB] AMMBホールディングス 配当利回り: 3.98%
[配][PGAS] ペトロナス・ガス 配当利回り: 3.52%
[配][YTLP] YTLパワー・インターナショナル 配当利回り: 3.52%
■インドネシア株
[バ][PGAS] ペルサハーン・ガス・ネガラ 配当利回り: 4.73%
■シンガポール株
[配][STH] スターハブ 配当利回り: 5.99%
今月度はシンガポールの通信インフラ株のスターハブを購入しました。高配当で長期チャートでも底の方だったので、購入したところ、徐々に株価が上がってきています。
インドネシアのペルサハーン・ガス・ネガラは、国内のガス供給を独占しているエネルギー関連の企業です。株価が大きく下落しておりましたが、底を打って株価が上がってきました。天然ガス独占企業なので倒産するリスクは低いと目論でいます。
マレーシア株は現地課税が掛からず、リンギットマレーシアが割安圏なので積極的に投資しています。
米国株
[配][T] AT&T 配当利回り: 5.46%
[グ][QCOM] クアルコム 配当利回り: 3.53%
[グ][GE] ゼネラル・エレクトリック 配当利回り: 4.69%
[グ][AMD] Advanced Micro Devices
今月は半導体関連のクアルコム・AMDと重電メーカーのゼネラル・エレクトリックを購入してみました。
グラフィックボードといえば、NVIDIAかAMDですよね。NVIDIAは高値圏で手が出せませんが、AMDは比較的購入しやすいと思います。AMDは仮想通貨マイニングのグラフィックボードとして売れてますし、インテルとプロジェクトを組んだりと、半導体株として今後の将来性が高いと期待しています。
ゼネラル・エレクトリックは長年収益性が低く、タコ足配当であることは承知していますが、重電界のトップであることから必ず息を吹き返すとの考えで、投げ売りされていましたが購入しました。また、海外ETFでもGEはポートフォリオとして組まれている金融商品が多いですし、長期保有で下落の都度買い増していきたいと思います。
英国株
[配][NGG] ナショナル・グリッド 配当利回り: 4.62%
[配][GSK] グラクソ・スミスクライン 配当利回り: 6.07%
中国株
[バ][600011]華能国際電力 配当利回り: 4.19%
中国本土の上海市場に上場しているA株は楽天証券を通じて購入出来るようになりましたので、中国の五大電力会社の内の1つである国営の電力会社のインフラ株を購入してみました。目標株価の引き下げや減益の影響で株価が低迷していますが、倒産することは無いとの目論みで長期保有していきます。
金鉱株
[バ][HMY] ハーモニー・ゴールド・マイニング 配当利回り: 3.48%
経済危機時のリスクヘッジとして金鉱株を購入してみました。
金の直接購入や純金積立は管理手数料が取られて資産形成に向きません。しかし金鉱株であれば配当金も貰えるのでオススメです。
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投資信託
投資信託全体のポートフォリオは下記の比率となっています。
[保有投資信託]
※株式は[株]、リートは[リ]、債券は[債]、コモディティは[コ]としています。
[株] EXE-i グローバル中小型株式ファンド
[株] i-mizuho東南アジア株式インデックス
[株] eMAXIS 新興国株式インデックス
[リ] たわらノーロード 先進国リート
[リ] eMAXIS 新興国リートインデックス
[リ] SMT J-REITインデックス・オープン
[債] 三井住友・日本債券インデックス・ファンド
[債] 三井住友・DC外国債券インデックスファンド
[債] iFree 新興国債券インデックス
[コ] i-mizuhoゴールドインデックス
株式投資を始めると個別銘柄やETFで買い付けた方が手数料やリターンを考慮するとお得ということが分かるようになりましたが、毎月自動的に積み立てが可能な点が便利なので手放していません。それに何も考えずにほったらかしで良いのもメリットですね。
iFree 新興国債券インデックスは、国内ETFの[1566]上場新興国債券で代用可能なので手仕舞い候補です。また、i-mizuhoゴールドインデックスは、金鉱株を購入したことを踏まえて売却しました。
FXスワップ運用
新興国通貨をメインにスワップ運用を行っています。
下落に備えてヘッジをより強固にしていきたいと思っています。
積立FX
・南アフリカランド : 10,420ランド
・トルコリラ : 2,152トルコリラ
トルコリラ円と南アフリカランド円を毎日ドルコスト平均法により自動的に積み立てています。
スワップポイントが貯まっていますが、全体的に新興国通貨が下がっており、現状は含み損となっています。
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トルコリラ円 南アフリカランド円ヘッジ
・トルコリラ円 買い 5,000通貨
・南アフリカランド円 売り 15,000通貨
米国とトルコのビザ発給停止措置により、トルコリラ円が29円台まで急落した影響でトルコリラ円と南アフリカランド円のサヤが広がっています。しかし、長期保有が目的となりますので、目先の損益は気にしていません。さらにサヤが開いたらトルコリラ円と南アフリカランド円のペアを買い増ししようと思います。
ヘッジの保有通貨量、1日のスワップ収益見込み額は以下の記事で説明しています。
トルコリラ円 ユーロ円ヘッジ
・トルコリラ円 買い 5,000通貨
・ユーロ円 売り 5,000通貨
トルコリラは地理的にも欧州圏の影響を受けやすいため、ヘッジとしてユーロ円を併せて保有してみました。5,000通貨のスワップポイントは下記となります。(SBIFX)
・トルコリラ円 : 45円
・ユーロ円 : 3.5円
ユーロヘッジがプラススワップとなりますので、合計48.5円/日のスワップポイントが得られることになります。
トルコリラのファンダメンタルが不安定なのでこの運用は結構リスクを伴います。従って、トルコリラ円が28円台に突入したらポジションを閉じることを検討しようかと思っています。
南アフリカランド円 豪ドル円ヘッジ
・南アフリカランド円 買い 6,000通貨
・豪ドル円 売り 1,000通貨
11月度よりこの組み合わせでスワップ運用を始めてみました。
現状のように先進国通貨が強い状況では、資源国通貨や新興国通貨から先進国通貨へと資産の移し替えが発生して下落しますし、景気が悪化した際には資源国と新興国通貨は真っ先に売られます。
このような為替の動向を勘案すると、下値余地が限られている南アフリカランドを買いポジションとし、リーマンショックなどの世界恐慌で下落幅の大きい資源国通貨の豪ドル円をヘッジとしました。
上記の通貨量の組み合わせですと、レバレッジ2倍で年利3.5%となります。
南アフリカランド NZドル・ユーロドルヘッジ
・南アフリカランド円 買い 6,000通貨
・NZドル円 売り 1,000通貨
・ユーロドル 売り 500通貨
先程の南アフリカランド円・豪ドル円ヘッジの改良版です。
豪ドルよりも、オーストラリアにおんぶに抱っこで経済規模が小さいニュージーランドでヘッジしています。そしてニュージーランドでは自国通貨高を懸念していることから、上値が重いと予想されますので売りヘッジに適していると思いました。通貨変動の調整としてユーロドルを組み合わせています。米国よりも欧州の方がファンダメンタルが不安定であり、有事のドルあ買いとも言いますので、景気悪化時にユーロドル売りで利が伸ばせると思いました。
■米国主体で先進国強含み
ユーロドル下落・ニュージーランド下落・南アフリカ下落
■景気悪化
ユーロドル下落・ニュージーランド下落・南アフリカ下落
以上のように考え、ヘッジの効果があると思っています。
上記の通貨量の組み合わせですと、レバレッジ2倍で年利6.8%となります。
メキシコペソ円
・メキシコペソ円 : 10,000通貨
長期保有なので目先の損益は気にしてません。買い増し分として、5.5円と5.0円で指値注文をしています。
トランプ大統領就任時に史上最安値を記録したペソ円ですが、現状でもレートは6円前後と少ない投資金額でスワップ収益が見込めると思いポジションを持ってみました。
ペソ円が0円になる可能性はかなり低いですし、1万通貨で6万円なので最悪ロスカットになったとしても少額で済みます。
株価指数CFD取引
・FTSE100 買い 1枚
・DAX 売り 1枚
先月と変わりませんが、DAXが急騰した影響で少しサヤが開いています。
CFD取引ではFTSE100の配当相当額狙いでヘッジとしてDAX売りのポジションを持っています。FTSE100が高値圏でなかなかポジションを持てませんでしたが、ヘッジ有りであれば入りやすいです。
[関連] 高配当CFD取引のFTSE100はDAX売りでヘッジする
仮想通貨
・[BTC] ビットコイン: 0.03
・[XEM] NEM: 338.8
・[MONA] モナコイン: 166.8
・[BCH] ビットキャッシュ: 0.017
・[XRP] リップル: 598.2
・[CMS] COMSAトークン: 267.7
以前から気になっていたリップルを追加購入してみました。
リップルはZaifからは購入できないので、CoinCheckに登録することで購入できます。
リップルは世界中の銀行と提携を結んでおり、将来的には決済システムとして利用されるとのこと。三菱UFJ銀行では2018年からリップルを用いた国際送金サービスを始めるとの発表をしましたし、SBIグループでも送金サービスシステム実装に取り組んでいます。
また、来月からはZaifにてイーサリアムの積立も開始する予定です。
仮想通貨は「Zaif」という取引所で購入しています。Zaifは指定した金額分、毎日積立投資できます。複数通貨によるドルコスト平均法で、「通貨分散+時間分散」の2つの効果が得られます。詳しくは下記記事を参照下さい。
[関連] 仮想通貨は「Zaifコイン積立」でリスク低減しながら将来性に投資する
以上、「2017年11月のポートフォリオ」でした。